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(仮)。

脳みその中のうずまきを整えたい。

喜びと悲しみ。

ここは何もない平坦な地。 ざっくざっくと足音がした。 ざっくざっくざっく……。 喜びだと思った。実際、喜びだった。 私は喜びを歓迎し、受け入れ態勢を取った。 でも喜びは私に目を向けることもなく通り過ぎた。 足音はやまない。 ざっくざっくざっく……。 …

帰。

帰れ!と言われた。 というフレーズが頭に浮かぶことがある。 帰りたい……。 家にいながら思うことがある。 私はどこに帰りたく、どこに帰れと言われているのだろうか。

何をそんなに。

お前黙れよ。 誰も喋ってないのにそう思うことがある。落ち着かない。 ずっと、体育座りして、膝におでこをくっつけている。 孤独だ。 何かをぼろくそにけなしたい。 対象のないまま、汚い言葉を叫びたい。 今ならなんでもできる。 裸で走りまわろうか。

「、」

私は私でいいのに何故隠そうとするのか。 無意識の連鎖に慣れっこになっているうちに 見えてきた自分の不在。 あっちではこう こっちではああ の成れの果ての私に嫌気がさして今 「、」をまず打とう。 一息置いて、またみつめよう私を今。

生きろ

泣きたくなったり死にたくなったりした気持ちは辛すぎて 忘れたいけどぐちょぐちょに泣きながら 死に物狂いで書き留める 生きろ

届かない。

僕は君には届かない。 君を知れば知るほどに 君は僕から遠のいていく。 大切な物たちを その場その場に置き去りにして君は 先へ先へと歩いていくんだね。 僕は君には届かない。 君に見えているのは今。 僕が見ているのはいつ? もがけばもがくほどに 君は僕…

雪。

迷いも魂の叫びもちんたらした愚痴も願いも痛みも苦しみも喜びも 鬱々とした気持ちも不安も期待も希望も切なさも悩みもありがとうもごめんなさいも 全部吸収してしまえ、雪よ 静まりの中に

だった。

大好きだった。 大好きで大好きで大好きだった。 どうしよう 大好きだったんだ すごく。

私は無敵

紅葉に引きずられるようにして歩く。 きれいきれいと木々を応援するように声が上がり、私も「きれい」と言ってみる。感じる私でいたいという気持ちがみえみえの水分を含まない言葉を発した事、発しながらきれいとは何かわかっていない自分、美しいと思う心が…

今の今の、今。

タイルの黴といつまでも腫れの引かない扁桃腺。 よしなよしなに。 思えばいつだって今の今、リアルからしか何も生まれないのだった。 時はあまりにも繊細で、すぐに通り過ぎてしまうものだから、捕獲。 書き散らしたものを集めてこれに、感じ入るのは今の私…

ハイフン

何を言っても一人だよ。 一人 一人 一人。 一人の「一」のところ 打ち込んでみればただの横線。何が違うの。違わないの。 どこまでも伸びていけ。

客観視

あの頃を思い出す私は あの頃には戻れない けして。

コントロール不能。

何から始めればいいのか しばし空間 頭の芯がしびれる様子をぼんやりと味わう。もはや麻痺状態。 疲れているという一言で片付けがちなこれを、手のひらの上で転がしてみたい。 弄んでみたい。そういう余裕を募集中。 無理やり空など眺めてみれば「空」しか浮…

婆シャツの首

ハイネックの婆シャツの首の部分に絞殺される毎日 私が脱ぐかわりに夜が脱がされて朝になり、またじわり殺され続けるお昼間。 締め付けてきすぎやしませんか。あなたはまるで上司だ、嫌いな。 ためしに携帯電話を挟んでみた。壁を作るように。 そうしてみて…

私は一個じゃないみたい。

夢の中ではいつだって私が主役 珍しく自分が超かっちょいい人間である夢をみて起きてしまった ちょっと間抜けだけれど強くて心優しいスーパーヒーロー まるでアメリカ映画の主役級 悪と戦ったりしながらもちろんはずせないのは人助け。 頭をべろんと剥いて、…

戦いの記憶

怖いからどうか言わないで欲しい。 僕の気持ちは内緒にして。 頑張っているのに否定しないで 僕の弱いところばかり責めないで これ以上だめだと思わせないで とても悲しいけれど 僕にはこれがせいいっぱい

あの人の背中でかの人を思う。

あの人の二輪の後ろに乗っていながら、かの人の原チャリ姿を思い出すなど。 突然降ってくるのか湧いてくるのかの記憶の中の散らばりを拾い集めてみたところ、かの人とのやりとり、笑顔、些細な傷つけあい。 冬の二輪はとても寒くて、剥きだしの自分を心細く…

いったいなんの危機感を。

追いかけてくると思っているのは私だけで追いかけられてなどいない。本当のところは。 が、心は飛び跳ねてあちこち、の、行く手を次々忘れてゆく。 急がなくていいように、いろんなものを手放して、ずる剥けたはずの自由を、持て余すような小市民なのだった…