(仮)。

脳みその中のうずまきを整えたい。

雪。

迷いも魂の叫びもちんたらした愚痴も願いも痛みも苦しみも喜びも 鬱々とした気持ちも不安も期待も希望も切なさも悩みもありがとうもごめんなさいも 全部吸収してしまえ、雪よ 静まりの中に

だった。

大好きだった。 大好きで大好きで大好きだった。 どうしよう 大好きだったんだ すごく。

手繰り寄せる。

命消えゆく一筋を手繰り寄せ 座席飛び出し走る電車内

私は無敵

紅葉に引きずられるようにして歩く。 きれいきれいと木々を応援するように声が上がり、私も「きれい」と言ってみる。感じる私でいたいという気持ちがみえみえの水分を含まない言葉を発した事、発しながらきれいとは何かわかっていない自分、美しいと思う心が…

締め切り

夕暮れるのかよなんでねえなんで 待って止って締め切り間近

死化粧。

来る覚悟 整えしせり心蹴り優に飛び越え死化粧の母

今の今の、今。

タイルの黴といつまでも腫れの引かない扁桃腺。 よしなよしなに。 思えばいつだって今の今、リアルからしか何も生まれないのだった。 時はあまりにも繊細で、すぐに通り過ぎてしまうものだから、捕獲。 書き散らしたものを集めてこれに、感じ入るのは今の私…

ハイフン

何を言っても一人だよ。 一人 一人 一人。 一人の「一」のところ 打ち込んでみればただの横線。何が違うの。違わないの。 どこまでも伸びていけ。

わからない

昨日から今日に変わって何がどう 変わったのかもよくわからない

客観視

あの頃を思い出す私は あの頃には戻れない けして。

コントロール不能。

何から始めればいいのか しばし空間 頭の芯がしびれる様子をぼんやりと味わう。もはや麻痺状態。 疲れているという一言で片付けがちなこれを、手のひらの上で転がしてみたい。 弄んでみたい。そういう余裕を募集中。 無理やり空など眺めてみれば「空」しか浮…

綺麗事。

綺麗事に怯えるんじゃねえ脳みその 短い突起が震えて今夜

隠された靴探す私見る鳩の 無機質な目に吸い込まれたい

世界は終わる

土管から覗く世界は終わるけど 君と僕だけ助かるシステム

もみじ

もみじ散る いつの間にやら消え果てた己の道を探す旅路に

スーパームーン

平日の静けさの中蔭るスーパームーンに彷徨い歩く羊たち

婆シャツの首

ハイネックの婆シャツの首の部分に絞殺される毎日 私が脱ぐかわりに夜が脱がされて朝になり、またじわり殺され続けるお昼間。 締め付けてきすぎやしませんか。あなたはまるで上司だ、嫌いな。 ためしに携帯電話を挟んでみた。壁を作るように。 そうしてみて…

残りカス

アキラメの残滓に息も絶え絶えに もう一個付けよう絶え絶え絶え

私は一個じゃないみたい。

夢の中ではいつだって私が主役 珍しく自分が超かっちょいい人間である夢をみて起きてしまった ちょっと間抜けだけれど強くて心優しいスーパーヒーロー まるでアメリカ映画の主役級 悪と戦ったりしながらもちろんはずせないのは人助け。 頭をべろんと剥いて、…

聴けやこの雄たけびの中ささやかに 蟻の行列いつもどおりに

襖のしみ

つぎはぎの襖のしみが呼んでいる 聞いてよ私疲れが抜けない つぎはぎの襖のしみを隠すよに 座る君の唇噛み切る夢の中 つぎはぎの襖のしみのひとしずく コーヒーか唾かもしくはおしっこ つぎはぎの襖のしみに顔がある 目が離れてて君に似ている

カレー臭

カレー臭 纏わせるのだもみの木に 赤服の爺 逃げ帰るくらいの

幼子

幼子の ぼんの窪からあがる悲鳴 滲みだす血ごと抱きしめた夜

戦いの記憶

怖いからどうか言わないで欲しい。 僕の気持ちは内緒にして。 頑張っているのに否定しないで 僕の弱いところばかり責めないで これ以上だめだと思わせないで とても悲しいけれど 僕にはこれがせいいっぱい

あの人の背中でかの人を思う。

あの人の二輪の後ろに乗っていながら、かの人の原チャリ姿を思い出すなど。 突然降ってくるのか湧いてくるのかの記憶の中の散らばりを拾い集めてみたところ、かの人とのやりとり、笑顔、些細な傷つけあい。 冬の二輪はとても寒くて、剥きだしの自分を心細く…

いったいなんの危機感を。

追いかけてくると思っているのは私だけで追いかけられてなどいない。本当のところは。 が、心は飛び跳ねてあちこち、の、行く手を次々忘れてゆく。 急がなくていいように、いろんなものを手放して、ずる剥けたはずの自由を、持て余すような小市民なのだった…